2020-02-07 第201回国会 衆議院 予算委員会 第9号
○萩生田国務大臣 岡山理科大学の獣医学部につきましては、内閣府を中心とした国家戦略特区のプロセスの中で、獣医学部設置の構想が、人獣共通感染症を始め、家畜、食料等を通じた感染症の発生が国際的に拡大する中、先端ライフサイエンス研究の推進や地域の水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応することのできる獣医師の養成を目的としたものであることを確認し、設置許可のプロセスを経て、平成三十年四月
○萩生田国務大臣 岡山理科大学の獣医学部につきましては、内閣府を中心とした国家戦略特区のプロセスの中で、獣医学部設置の構想が、人獣共通感染症を始め、家畜、食料等を通じた感染症の発生が国際的に拡大する中、先端ライフサイエンス研究の推進や地域の水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応することのできる獣医師の養成を目的としたものであることを確認し、設置許可のプロセスを経て、平成三十年四月
一つは、この新設に関する検討の中で、現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具体化をして、二つ目は、ライフサイエンスや感染症などの、先端医療などの獣医師が新たに対応すべき具体的需要が明らかになって、かつ、三番目に、既存の大学・学部では対応困難な場合には、四番目、近年の獣医師需給動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う、こういうことが提起をされました。
その理由としては、先端ライフサイエンス研究や地域における感染症対策など新たなニーズに対する獣医学部、これが必要だと、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するためというのが今回加計学園に開放された理由というふうになっております。
内閣府といたしまして、新たな分野における獣医師のニーズや獣医師の不足について多くの声が寄せられていることを踏まえまして、新たな分野における具体的需要があるというふうに判断をしたものでございまして、例えばでございますけれども、最近の十年間の企業に勤務する獣医師さんの数が五割増えているとか、それから獣医関係の大学の新卒者で進路として会社を、製薬会社等の会社を選択しておられる方が約六割増えている、あるいは
このような要件を設けさせていただいた理由でございますが、これは一月四日に公布した共同告示の内容、すなわち、獣医学部新設の制度改正を決定した諮問会議取りまとめにある、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するための獣医学部をいわゆる空白区域において一校に限り設けるものであること、いち早く事業の効果を発現させるため、最速で事業が実現するスケジュールである三十年度開設に間に合う獣医学部であることといった
あくまで現時点で想定されるところを申し上げますと、平成三十年度の開学に向けて予定どおり事業が進捗したか、先端ライフサイエンス研究の推進や地域の水際対策の強化など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応し得る人材養成に向けて適切に大学が運営されているかどうかといった観点から、実施状況等をしっかりと評価、検証することになるものと見込まれております。
昨年夏の閉会中審査で加戸参考人からも御説明がありましたとおり、近年、鳥インフルエンザなどの感染症が国際的に拡大をし、あるいは創薬をめぐる国際競争が激化する中で、地域での水際対策の強化や新薬の開発などの先端ライフサイエンス研究の推進など、獣医師が新たに取り組むべき分野の具体的需要が高まってきているというのが一つ状況としてあります。
○政府参考人(村上敬亮君) ちょっと的確なお答えかどうかあれでございますけれども、まさに獣医師の需要動向、産業動物の地域偏在といった、現に確保が困難な地域もあるということと、それから先端ライフサイエンス研究の推進や地域での水際対策の強化といった新たな取り組むべき分野での具体的需要の高まりということ、これの両方に獣医師会等の慎重論に応えつつやるという意味では、こういった広域的に獣医学部のないところにということでやることがよかろうということは
農林水産省は、産業動物獣医師につきましては、地域によってはその確保が困難なところがあると認識しておりまして、その確保に努めているところでございますが、今回の獣医学部の設置につきましては、平成二十八年十一月九日の取りまとめ文書にもございますように、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するためというふうに承知してございます。
〔理事中泉松司君退席、委員長着席〕 今回の獣医学部の設置の件につきましては、平成二十八年十一月九日の国家戦略特区の諮問会議での取りまとめ文書にもありますように、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するためというふうに承知をいたしております。
それで、学部の設置そのものについては文科省の所管なのでコメントは控えますけれども、今回の獣医学部の設置の件については、平成二十八年十一月九日の取りまとめ文書にもありますように、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するためだというふうに私どもは聞いております。
エボラ出血熱、SARS、MERS、高病原鳥インフルエンザ等、新型感染症はほとんどが人獣共通感染症であると、だから、石破四条件の中のライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要に対応していると。先ほど大臣言われましたよね、そういう新たな需要が生まれてきている、ライフサイエンスで必要なんだって。それに対応しているから問題ない、これが必要なんだということも言われている、学部長予定者の方がね。
今回の獣医学部につきましては、その設置に係る構想が、国家戦略特区のプロセスの中で、人獣共通感染症を始め、家畜、食料等を通じた感染症の発生が国際的に拡大する中、創薬プロセスにおける多様な実験動物を用いた先端ライフサイエンス研究の推進や地域での感染症に係る水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するものであると認められて、新設に係る申請が可能となりました。
国家戦略特区における追加の規制改革事項におきましては、「人獣共通感染症を始め、家畜・食料等を通じた感染症の発生が国際的に拡大する中、創薬プロセスにおける多様な実験動物を用いた先端ライフサイエンス研究の推進や、地域での感染症に係る水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応する」と述べられているところでございます。
本当にね、既存の獣医学部と差別化が必要だ、国際性の特色を出す具体的な取組が示されていない、獣医師の具体的需要の説明が必要だ、四国における具体的需要、もうこのままではこれは国家戦略特区の要件だって満たしませんよという警告に近いようなものですよ。そういうものを文科省は国家戦略特区諮問会議の決定の前の日に加計学園に伝えたわけですよね。後ろから、事務方いいですよ、そんなメモなんて出さなくて。
しかし、それが本当に国際水準のものであるのか、国家戦略特区が求めているような国際競争力の強化であるとか、あるいは国際拠点の形成といったことに資するものであるのか、さらには、「日本再興戦略」改訂二〇一五で示された四条件を本当に満たしているのか、従来の獣医師養成にはない構想が具体化していると言えるのか、あと、ライフサイエンスなど新しい分野での具体的需要があると言えるのか、さらに、既存の大学、学部では対応
ただ、こういう条件をつけてきちんと丁寧にやりましょうよというのが、既存の獣医師養成ではないということ、ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要が明らかになって、かつ、既存の大学、学部では対応困難な場合には、近年の獣医師の需要動向も考慮しながら、全国的見地から本年度内に検討を行う、すばらしいですね。
具体的な需要というのは、先ほどから大臣、需要曲線、供給曲線を書くときは数量の話をするのに、この石破四条件の具体的需要になると、いきなり数量ではなくて定性的だと。ダブルスタンダードも本当にいいところだと思います。 文部科学省は、ずっと、新たな需要は自分たちとしては明らかになっていないし、そして既存の大学でそれは対応できている、そうやってきちんと説明しているんです。
今回の獣医学部の設置につきましては、そういった既存の需要ではなくて、先端ライフサイエンス研究の推進等、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するためとして、十一月九日の取りまとめ文書が国家戦略特区諮問会議で決定されたわけでありますので、それならば農林水産省がどうこう言う問題ではないなと判断をしたところでございます。
四条件とは、一つ、現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具体化、二つ、ライフサイエンスなど獣医師が新たに対応すべき分野の具体的需要が明らかになること、三つ、既存の大学・学部では対応困難な場合、四つ、近年の獣医師の需要動向を考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。
昨年十一月九日の国家戦略特別区域諮問会議で、今回の獣医学部の設置につきまして、その取りまとめ文書には、一、創薬プロセスにおける多様な実験動物を用いた先端ライフサイエンス研究の推進、二、地域での感染症に係る水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するためであるというように承知をしております。
その中で、この獣医師学部の新設が実現いたしましたのは長年の検討が実を結んだものでございまして、とりわけ、いわゆる人獣共通感染症が国際的に拡大する中で、水際対策の強化や先端ライフサイエンス研究の推進など、獣医師が新たに取り組むべき分野の具体的需要が高まっている、このような獣医師を取り巻く状況が近年になって大きく変化をする中で、段取りを踏んで、今回実現をしたということで承知をしているところでございます。
○松本副大臣 具体的には、一月十二日開催の第二回今治分科会におきまして、諮問会議取りまとめへの適合性、平成三十年度開設の確実性の二点について確認をしたところでありますが、具体的には、その入学定員が、諮問会議取りまとめにあります、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するための人材を養成するものであることを確認するとともに、平成三十年度開設の確実性の審査の一環といたしまして、入学定員が
ですが、ここのところで、はっきり言っておきますが、具体的需要なんというのは明らかにならないということは御自身で今おっしゃったんですから、数は分からないと、あとは神のみぞ知ると、この間もおっしゃっていましたが、そういう方が適当にもう四条件をクリアしていると言い放つこと自体、私はおかしな話だと思います。 それから、ちょっと話題変わりますが、これ、時間がないので。
既存の獣医師養成でない構想が具体化しているのか、新たに対応すべき分野の具体的需要が明らかになっているのか、既存の大学・学部では対応が本当に困難なのかという、特にこの三つの要件当てはまったという判断がここでなされたということですが、山本大臣、この決定は間違いではなかったと言い切れますか。
○副大臣(松本洋平君) 今回、獣医学部の新設を五十二年ぶりに認めることといたしましたけれども、これは鳥インフルエンザなどの人獣共通感染症が家畜などを通じまして国際的に拡大していく中で、地域での水際対策の強化、新薬の開発など先端ライフサイエンス研究の推進など、獣医師が新たに取り組むべき分野の具体的需要が高まっていることから、これに対応する特例措置として獣医学部の設置を国家戦略特区のメニューとして追加することにしたものであります
新たな獣医学部を設置する理由は、その新たに対応すべき分野における具体的需要があるからなのか、若しくは、現在、地域偏在があって獣医師の足りない地域があるからなのか、どちらなんでしょうか。
例えば、既存の獣医学部でも取り組まれていることなので既存の獣医師養成ではない構想を具体的に書きなさいとか、国際性の特色の具体的な取組を出しなさいとか、具体的な需要、百六十名の定員になっているけれども、具体的需要も説明が必要とか、それから必要な教員の確保、確保できる資金と既存の獣医師養成でない構想をちゃんと書かないとこれは駄目ですよというようなことの伝達事項で、これ、私は至極真っ当だなというふうに思っていたんですけれども
その中で、委員御指摘のライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的需要の件でございますが、具体的にライフサイエンスについて見ますと、民間有識者の方々からも、再生医療分野の臨床研究の促進のために、中・大型の実験動物の開発、管理を担う人材は明らかに不足しているという御意見がございました。
そもそも、この四条件を満たしている、新しい分野に具体的需要がありますとか、あるいは、近年の獣医師の動向を考慮して全国的見地から検討するということで、これは一体、誰が、どこで、どのような検討をして二〇一五年の閣議決定を満たしたと判断したんですか。閣議決定に従って物事を決めないと、内閣法六条という法律があります。内閣総理大臣は、閣議にかけた方針に従って、行政各部を指揮監督するという条文があります。
そして、ライフサイエンスなど獣医師が新たに対応すべき分野の具体的需要が明らか。こういう教授を集めたり引き抜いたり、あるいは実験装置や、この委員会でも議論のありましたいわゆるセキュリティーレベル、これを設備投資すれば幾ら掛かるんだと。私は知見がありませんので、文部科学省、知見があれば幾らぐらい掛かるか教えてください。